ツタヤ

ジェミニマンのツタヤのレビュー・感想・評価

ジェミニマン(2019年製作の映画)
2.4
人間をデジタルで表現したCGの出来は凄いです。いよいよ時代もここまで来たのかと素直に感心。これなら本物の俳優がいなくても映画が作れちゃいますね。ジェームズ・ディーンやオードリー・ヘップバーン、更には自分が好きなリバー・フェニックスの新作が見られる未来は割と近いのかも!?

ただこの作品、技術は凄いのですがシナリオはありがちなもので、特に会話が面白くありません。棒立ちのまま長々と会話をしているシーンが多く萎えてしまう。また置かれた状況に比してどのキャラクターも皆さん総じて緊張感に欠ける(気がする)。

まあ、いかにも製作ジェリー・ブラッカイマーという感じの大味ポップコーンムービーです。(笑)東洋的なシーンがある訳でなくアン・リーらしさは皆無で、これって本当にアン・リーが監督する必要があったの?と単純に思ってしまいますね。
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