漫画のゴルゴ13に【バイオニック・ソルジャー】とゆう回があり、軍事プロジェクトによって生み出された最強の兵士がゴルゴを追いつめるとゆう話だったが、非常にプロットが似ている。もしかしてハリウッドよ、パクった？
若いクローンのウィル・スミスは顔の芝居なんか本当にリアル。なんとフルCGで作られたらしい。先の紅白歌合戦のAI美空ひばりはオモクソ不評だったが、要は費やしたお金の額が違いすぎるんやろね、こんなの技術の凄さを見せられたらそりゃ故・ジェームズ・ディーンでも蘇らせたくなるやろな、でも個人的にはそんな故人の肖像権を無視するような事には反対です。
で、肝心の作品の方はと云うと、監督がアン・リーだけにアクションで満腹にさせるよりも、むしろギリシャ悲劇のような父と息子(擬似的だが)のドラマ展開をメインにした暗い流れが後半を占めていて、スカッとしたい人にはやや困惑するかもしれない。
可もなく不可もなく、そこそこ楽しめる。
