はしーむ

堕ちた希望のはしーむのレビュー・感想・評価

堕ちた希望(2018年製作の映画)
2.9
説明を極力省いた神話の世界のような物語。オフィーリアの絵画のような美しいフォーストシーンから始まり、主人公の目的、どんな世界に住んでるかは少しずつ明かされていく。
大きな馬、女がかぶるフード、スキンヘッド、色彩の対比、それぞれはメタファーなのである。
……残念ながら、僕の読解力は及ばずそれが何なのか分からなかったw


◆東京国際映画祭で監督の言葉

「舞台は美しさと破壊が同居している街。この土地自身が物語を、生み出してくれた」
「映画は祈りと思っている。色はカラーパレットとして赤、青、白、緑を使っている」
「難民が流れ着いて私生児が生まれる場所である。赤ん坊は私たちの未来を売っている。事実としてある。イタリアは多種多様な民族がいる。社会を語るのではなくヒューマンストーリーを語る。主人公は人の苦悩を投影している。ラストは私の世界に対する希望である」
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