あき

ホワイト・クロウ 伝説のダンサーのあきのレビュー・感想・評価

3.5
見ている途中でセッションに似た狂気を感じた。そうした中に冷戦の要素を入れている。
鳥籠の中での安全な自由を選ぶか、外に出て天敵のリスクのある自由を選ぶかの2択で彼は後者を選んだのだろう。
どちらが良いかなんていうのは結局個人の問題でどんな自由にも不自由が存在する。不自由は自由の対義語のように見えるが実はそうでもない。解釈を変えれば自由は不自由になるし不自由は自由になる。彼の人生からはそんなことがうかがえる。
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