ホワイト・クロウ 伝説のダンサーの作品情報・感想・評価

上映館(8館)

「ホワイト・クロウ 伝説のダンサー」に投稿された感想・評価

Niko

Nikoの感想・評価

5.0
ソ連、政治亡命について勉強してからもう一回観たい。
バレエ美しかった。パリも俳優さんも。
何でも堂々としてるのは格好いいな。
あ

あの感想・評価

-
レイフファインズが監督だからって理由で観たんだけど、面白かったなあ
ヌレエフの苛烈なまでのバレエの情熱や、美しくて力強い踊り、ラスト20分は食い入るように観てしまったね
主役のオレグイヴェンコさんの目力が印象的だった...
あと思ってたよりレイフファインズの出番が多くてホクホクだったな...あんな若干可哀想な役どころを自らやって、声を荒げず静の演技してるの好感度高かったよ
主役の人の目元が物凄くヘイデンくんに似ていて、内心盛り上がってしまった
きら

きらの感想・評価

4.2
ルドルフ・ヌレエフの亡命までを描いた話。

天才な上に加えて踊ること、表現することへの貪欲さが強くほんとに魅力的な人だった。性格に難あってもこれは惹きつけられる。
また、今の自分と同じ年齢での亡命シーン。全てを捨てても踊ること、自由に表現することを掴み取れるかのシーンはとても緊張感がありハラハラした。

実際のダンサーをキャスティングしてるのもほんとに素晴らしく、リアルさもあるし映像としてとても美しかった。しかもセルゲイポルーニンの踊りはやはり魅力的。彼が出てるのを知らなかったから驚いた笑

もっと早く見ればよかった。もう一回見たい。
Kaho

Kahoの感想・評価

4.0
緊張感の中の重力を感じさせないバレエのシーンがとても美しかった。

ヌレエフのバレエにかける思いが誰よりも強い。
天才ダンサーだけど練習を惜しまず、バレエのためになることはなんでもやる。
パリではいろいろなところに出かけて、さまざまな人と出会う。

KGBはヌレエフの行動を制限しようとするが、ヌレエフは反発する。
ヌレエフの性格や時代背景もあって、政府の監視対象になってしまう。
バレエのシーン以外でも、ずっと緊張感が続く。
つの

つのの感想・評価

3.5
2019・6・12 キノシネマにて

レイフ・ファインズ監督作品とのことで行ってきた。
目力のある素敵な俳優さんだった。本物のバレエダンサーさんとのこと。
納得。

そんなに締め付けなければ、亡命することもなかったかもしれないのに…。
でも自分の理想を目指して自由に踊りたかったのだから、
遅かれ早かれ、といったところだったのか…。
お母さん役の女優さんの表情も印象的だった。
お母さんの危篤で1989年に帰国。
ソビエト崩壊は1991年。
パリで1993年に亡くなったとのこと。
伝説のダンサー ルドルフ・ヌレエフの半生を描いた物語。

ヌレエフの踊りに対するストイックさが映画全体を包み込んでいる感じがしました。
なぜここまで踊りに執着するのだろうと見ていたんですが、執着ではなくヌレエフにとって踊るというのは、生きることだったんだなと感じました。
誰の目も気にすることなく自由に踊りたかった。
そのためには、亡命という道しかなかったんだと思いました。
終盤の空港でのシーンは、物凄い緊迫感があり見応えがありました。
このシーンだけもう一度見てみたいなと思いました。
ラウぺ

ラウぺの感想・評価

3.8
ソ連の伝説的バレエダンサー、ルドルフ・ヌレエフの亡命に至る半生記。
『愛と哀しみのボレロ』のモデルのひとりであり、ニジンスキーの再来と言われたヌレエフの亡命は1961年という冷戦の最も厳しい時期ということもあり、センセーショナルな事件として語り継がれてきました。

映画は幼少期をシネスコサイズで色調を抑えたモノトーン、青年期を黄色味を抑えた古いフィルム調のビスタサイズで表現していますが、青年期は亡命に至るキーロフバレエ団のフランス公演とそれ以前を行き来し、そのあたりが少々分かりにくい印象がありますが(どうせなら、過去の描写は色調はそのままにシネスコサイズとするなど工夫があっても良かった)、亡命に至るまでのヌレエフの人となりが丹念に描かれ、類まれな才能とそのパーソナリティがどのように形成されていったのか窺い知ることができました。
そこまでを丹念に描いているために、フランス公演中に体験したさまざまな事象がヌレエフにとってどれほど影響を与えたか、また、ソ連という体制が既存の枠内に収まりきらない異能のダンサーにとってどれほどの足かせとなりうるのかを大変説得力あるものとして描くことに成功していたと思います。
ヌレエフにとって亡命はその直前までは予想外の出来事であり、突如としてそこに追い込まれた動揺が異様な緊張感をもって描かれており、それまでの抑え込まれた表現から一転して緊張の高まる描写は映画のヤマ場として見応えがありました。
亡命までがテンポの悪い映画と捉える人も居るかもしれませんが、サスペンス映画ではなく、あくまでヌレエフの心の動きを描く物語として、この丁寧さはむしろ評価したいと思います。

ヌレエフ役のオレグ・イヴェンコはタタール劇場の現役プリンシパルとのことで、そのバレエシーンはまさに本物の見事さ、ヌレエフの同室のダンサー役としてセルゲイ・ポルーニンも出演していますが、バレエのシーンはほぼ無し。
ヌレエフの教師プーシキン役として今回監督のレイフ・ファインズが登場しますが、(本当に上手いのかは分かりませんが)ロシア語だけでの出演であり、ロシアが舞台でも全員英語を喋る映画も珍しくないなか、登場人物がそれぞれの母国語で登場するリアルさには好感が持てました。
エンディングの音楽はチャイコフスキーの「眠りの森の美女」より間奏曲。ヴァイオリンのソロはリサ・バティアシュヴィリ。
よかった!
パリ公演1回目のダンスシーンだけで美しすぎて涙…。

天才は天才でも、毎日美術館に通ってインスピレーション受けてたり必至に練習してたりと、奔放な性格とは裏腹で高感度高いヌレエフ。(夜遊びも多いけどね。そしてその舞台である夜のパリが素敵)

セルゲイポルーニン出ててびっくり、相変わらずかっこよすぎる。
クララサン可愛いと思ってたらあのアデル役の子ね!かなり大人っぽくなっててわからなかった〜
Ayugon

Ayugonの感想・評価

4.5
終始緊張感の漂うストーリー展開。
伝説のダンサーであるヌレエフの亡命までを描いた物語。
背景に冷戦があるということ、父親が軍人で共産主義者であるということ、自分が田舎出身で周りのダンサーよりも出遅れていること…
セルゲイポルーニンが出演しているとのことで観に行ったが、その事を抜いても秀作であることは間違いない。
必見の一本。
ヌレエフ役オレグ・イヴェンコの鍛えられ削ぎ落とされた肉体が高く高く跳躍する。
目力(めじから)の強いブルーの瞳も 長く優雅な手足も全てが美しい(私はヌレエフ本人より好み!)
貧しい出自の田舎者というコンプレックスから来るヌレエフの屈折した心や ぶつけようのない怒りや苛立ち、自分自身こそが″美″であろうとした強烈な自意識をオレグ・イヴェンコが見事に演じている。モノクロで挿入されるヌレエフの幼少期 特に民族舞踊を踊るシーンが印象深い。

そして、ヌレエフの良き理解者で亡命時も手助けをしたクララが良い。大金持ちでハイクラスな家柄の女性って自分が美人じゃないことを気に病まない。堂々として自信に充ちている。でも地味な服装には実はうんとお金がかかっていて頭にしていたスカーフは多分エルメス。ジャンヌ・モローみたい。その彼女がヌレエフを気に入ったのは今でいえばBL好きとかそっち系統だったのかも。自分の美より男の美が好き、端で見てる方が好き、みたいな。

バレエの教師プーシキン(名優にして本作監督レイフ・ファインズ)の奥さんがヌレエフを襲っちゃうところは事実なのかしらん。プーシキン、おじいちゃんだから…ね笑
>|