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虐待の証明/ミス・ペクのnonchanのレビュー・感想・評価

虐待の証明/ミス・ペク(2018年製作の映画)
3.8
シネマートの「のむコレ3」で鑑賞。
2018年の東京国際映画祭では原題の『ミス・ペク』だったのに、邦題が『虐待の証明』になったのは何故?
的外れな邦題にガッカリだわ。😓
実在の事件を基に描かれている為、映画とわかっていてもやり切れない。😓
日本でも幼い子供が虐待で亡くなる事件があったから、余計にリアルに感じて胸が苦しくなった。😢
2つ右隣のお姉さま、大号泣でした。😭😭😭(全く知らない人ですが😅)
虐待を受けた経験を持つ人が、自分が親になったとき子供に虐待をする、虐待の連鎖。
愛されたことが無いから愛し方が分からない?
「誰も助けてくれなかった」
ネグレクトの父親が言った言葉が心に残ってしまった。
虐待の被害者を見守り助けるはずの児相や警察がちゃんと機能していたら、こんな悲惨な事件は起こらなかったかもしれない、と思うと憤りしかない。😓
心に傷を持つミスペクが抱きしめたかったのは、あの頃の自分。😭
この作品でミスペク役のハン・ジミンさんは韓国映画評論家協会賞の主演女優賞を受賞。
今までのイメージとは真逆の役を熱演でした。
でもテーマが重過ぎたのか韓国での観客動員数は72万人で、2018年ランキングは62位。😓
監督が込めたメッセージは届かなかったようだ。
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