SatoshiFujiwara

それぞれの道のりのSatoshiFujiwaraのレビュー・感想・評価

それぞれの道のり(2018年製作の映画)
3.3
TIFF2018

ラヴ・ディアス、ブリランテ・メンドーサ、キドラット・タヒミックら3人のオムニバス作品。どれもフィリピンの情勢、世相、歴史が色濃く反映しているが1番楽しいのは最後のタヒミック作品。濃厚な土着性に満ちながらも、その眼差しと語り口は全く自由闊達。メンドーサは凡庸。ラヴ・ディアスは訳の分からん呪詛が静謐なモノクロームの画面の中で淡々とそれでいて執拗に提示されてじわじわ・もぞもぞと気色悪し。
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