勲章をもらう本当の意味がわかりました
ベトナム戦争で自らの命をかけて仲間を助けた米国空軍パラシュート部隊の兵士、ウィリアム・H・ピッツェンバーガーにまつわる実話です
彼への名誉勲章授与が30年以上も請願されていたにもかかわらず却下されていた
その裏に隠されていた事実とは…
徴兵されてベトナムへ行って命令通り戦って文字通り死ぬ思いをしたのに、帰還してみたら中途半端な反戦主義者から嫌われて疎まれ、その上心身ともに戦争の後遺症に悩まされて続ける
彼らは何の為に遠く離れた異国の地で真偽が定かでない争いに参加していたんでしょう
出兵し戦地にとどまる過酷さは同胞にしかわからない！
安全な場所で戦争を、けしかけている奴等なんかにはわからない
でも結局そんな奴等が主導権を握っているんだから世の中やってられない！
こんな事を言いたくなってしまうほど事実が辛い大変素晴らしい映画でした
遺症に悩まされてるベトナム帰還兵を演じたキャストは名優ばかりでした
2019年8月16日に亡くなったピーター・フォンダ
エンドロールに”In memory of...”と彼の名前が出てきます
それと今年2月5日死去されたクリストファー・プラマー
本作の最後の最後まで素晴らしい演技でした
これがおふたり最後の映画かと思うと、大変感慨深いです
ワシントンまで請願しに行く元兵士、ウィリアム・ハート
他にサミュエル・Ｌ・ジャクソン、エド・ハリス、ジョン・サベージと渋いキャスト揃いです
エドが出演する所に妻の姿あり、エイミー・マディガンもやっぱり出演してます
この本作で起きた事は20年以上も前です
本作のラストはとても感動的でしたが果たしてその後何か変わったんでしょうか
