カレナメコ

妻の死の価値のカレナメコのレビュー・感想・評価

妻の死の価値(2007年製作の映画)
4.0
2008年鑑賞

アメリカでは『マスターズ・オブ・ホラー』第2期:9話目
日本では『13 thirteen』愛と欲望の毛皮/妻の死の価値

監督は『クライモリ』のロブ・シュミット

この主人公の何が羨ましいって、妻と浮気相手がどっちもいい女過ぎるんだよね。
いや、彼女たちを「いい女」と言うかどうかは人次第だけどさ。

妻がジュリアン・アンダーソンで浮気相手がロビン・シドニー
ジュリアン・アンダーソンで検索すると「ジリアン・アンダーソン」っていう「スカリー捜査官」が出て来ますw
もちろん彼女ではありません。

このアンダーソンが最初に作品内で裸体を披露するシーン。
「ええっ!」て声が出ます。きっと。
もしくは「おいおい…」と途方に暮れるか。
あるいは「いやデカぁっ!」だったりします。
ひょっとすると「バカなの?これ!」かもしれません。
何なら「もうオッパイがジュリアン本体じゃん!」でもいいです。

そしてロビンに関しては、
「エッロ!エッロいな君は」
「そんなエロい顔でエッロいボディ晒してドえろな性格してるんじゃ無理だよ。抵抗できないじゃん!」
でいいと思います。

この映画はそんな映画です。ウソです。

結構エグいです。グロいです。そしてエロいです(くどい)w
DVDのジャケには「頼むから死んでくれ!」とか書いてます。

オープニングが車の事故から始まります。
男は掠り傷。妻は全身やけどの重体。
植物状態ででも生かすか、安楽死させてあげるかの選択。

何だか知らんけど君が死ねば多額の保険金も入りそうだし、エロむすめとも大っぴらに付き合えるし、このまま死んで貰おうかな、とかゲスなことこの上ない考えが浮かんだ途端、地獄のような災いがこの男を襲います。

ざまーみろ!お前みたいなやつはそんくらいの報いがあって当然なんじゃっ!って思います。多分。
そいで、頼むから生きてくれ!死なれると困る!っていう流れになってきます。
ぎゃっはっは!どうすんだよお前!どーすんの?!
ってなります。

これも面白いですよ。
ダリオ先生の『愛と欲望の毛皮』とこの作品とのセットは本当にお得だったな、と感じました。
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