フクイヒロシ

蹴るのフクイヒロシのレビュー・感想・評価

蹴る(2018年製作の映画)
4.5
本日0時で終了するサンクスシアターで駆け込み鑑賞。
いやぁ観てよかった。

電動車椅子サッカーの勝手なイメージがぶち壊されました。

公開時に宣伝は読んでいて、
電動車椅子サッカー、障害者スポーツのイメージが変わるというのは知っていましたが
やっぱ観ないことには先入観というのは壊されないものですね。


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スピードが速い速い速い。

車椅子同士バンパーがぶつかる衝撃が凄い。
軽い交通事故ですよ。
ガシャーンってなってる。。


人工呼吸器ついてる人がすることではないと、勝手に思っちゃってましたよ。。

ボールを蹴る時クルッとその場で回転するわけですが
つまり一瞬真逆を向くことになるわけですよ。
で、戻ってきてバンパーにボール当たると
どういうわけだか
ゴールを塞ぐ敵の車椅子たちを避けて
狭〜い隙間を通ってゴール決めちゃう。。

相手の動きを予測して裏切って
相手が移動して空いたところを
どういうわけだかボールがすり抜けてゴール決める。

シュートとパスの精度が謎レベルに正確。
戦術とチームワークと熱意が凄い。


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なんなく生涯スポーツ的な雰囲気なのかななんてフワフワと思っていましたが
ほんとごめんなさい。。。

ちょっと狂気を感じるくらい。
軽く死んでもいいくらいの熱量を感じました。

日本代表とか選抜ボーダーラインの選手だからかとは思いますけど
命をかけてる姿を見ましたよ。


『ラ・ラ・ランド』的な狂人感がありました。
圧倒されました。
打ちのめされた。。

映画のコピーは「誰にも止められない」。
ほんとそう止まんないですよ、あの人たち。。


エネルギーをもらいました!



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生で試合を観たい!
観るぞ!