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さよなら、退屈なレオニーのpicaruのレビュー・感想・評価

さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)
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『さよなら、退屈なレオニー』

高校卒業前のひと夏。
青春こじらせ女子。
カナダ版『レディ・バード』。(ヒロインの雰囲気もシアーシャ・ローナンに似ている)
連日の雨で湿気の多い部屋で観ながら、つくづく私はこういう映画が好きだなぁと思った。
ジメジメした空気は鬱屈な青春の空虚を引き立てる。

レオニー役のカレル・トレンブレイがとにかく可愛い。
ファッションも魅力的で、服装が変わるたびに楽しんで観ていた。

ギターとの出逢い。
音楽とともに複雑に絡み合う家族関係。
蛍を希望のメタファーにするセンス。
映画は空白の愛で方を教えてくれる。
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