このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
原作未読です。
『伊豆の踊子』の映像化作品を観ること自体、初めてです。
感想ですが、重みのある作品でした。
①良かったところ
・冒頭
現在は白黒で、回想はカラー。
示唆的でした。
一方、回想で先生の知り得ない場面が出てくると、疑問に感じました。
また、先生が上から目線で過去に浸っていると思えなくもなかったです。
・若い2人
吉永小百合さんと高橋英樹さんが瑞々しかったです。
薫さんは子供と大人の両面が同居していました。
絶妙でした。
学生さんは凛々しかったです。
・影
映画の始まり方からして、2人は結ばれないことが伝わってきました。
その上で、苦い場面が散りばめられていました。
あの人の死。
境遇の違い。
微笑ましい場面になっても、何ともいえない気持ちになりました。
②まとめ
落ち着いた中に重みがありました。
観て良かったです🙇♂️