吉永小百合版の伊豆の踊子。
吉永小百合が当時18歳、踊子の設定は数えで14歳なので初々しい!笑い方や走り方が子供なのよね。そんなあからさまな好意に、その頃孤独や死に囚われていた川端康成の心に残った…
原作を先に読んでから視聴、ついついメタ的な視線で鑑賞してしまった気がするけど、面白かった!
冒頭とラストに白黒で現代のシーンを挿入、『温泉宿』の要素が入れ込んであるなど、映画ならではの再構成が為され…
『温泉宿』を入れることで、踊り子らの生活の厳しさがよく描かれていた。小説の方が美しい雰囲気で、映画は一行らの卑俗さが際立っていてよかった。回想体である小説の語りを、映画の冒頭と最後で戦後大人になった…
>>続きを読む監督 西河克己、原作 川端康成。
主演は高橋英樹、ヒロインは吉永小百合、共演は大阪史郎、浪花千栄子、南田洋子、十朱幸代ほか。
大学教授の川崎(宇野重吉)は、教え子の大学生(浜田光男)から仲人…
回想劇でしたが、現代パートが白黒で、回想シーンがカラーになっていました。
普通だと過去が白黒になりそうなのに。
教授になった現代より学生時代の方が輝いていたという心境を強調しているんでしょうか。
伊…
銀幕短評(#779)
「伊豆の踊子」
1963年、日本。1時間27分。
総合評価 75点。
川端康成は、ノーベル文学賞をとったことで有名ですが、わたしの学校の先輩であることでも有名です(5点加…
名作かぁ😌国語の授業でやったなあ……くらいの認識😅そのときも学生さんの主人公、呑気なもんだな~としか思わず。序盤の学生カップルと過去の自分を対比して、自由恋愛の現代を印象付けたかったのかな。とはいえ…
>>続きを読む小百合と英樹、みずみずしく美しい。吉永小百合が本当に輝いてる。
最初と最後の「今の時代なら…」という演出も面白い。
川端康成本人が見学に来て吉永小百合に「なつかしい親しみ」を感じたという(wikiよ…