前髪メガネ

ドアマンの前髪メガネのレビュー・感想・評価

ドアマン(2020年製作の映画)
2.9
全体的に惜しい。

北村監督は個人的には実写版ルパンを生み出したイメージが強く、本作もあまり期待していなかったのですがそれでも惜しい。
と言うか、設定に目新しさは全くなく あぁこのパターンのアクションね。くらいの感想しか出てこない。

極秘任務の要人護衛に失敗し海兵隊を除隊されたアリは、ニューヨークの高級ビルでドアマンとして働くことに。イースターの週末、改装工事が入り入居者のほとんどが不在となったビルに、強盗団が侵入する。彼らの狙いは、数十年前に東ドイツで盗まれこのビルの壁の奥に隠された、カラバッジョやレンブラントの名画だった。入居者のみならず甥と姪まで人質に取られたアリは、海兵隊で鍛えたスキルを生かして強盗団を倒していくが……。

設定がベタすぎて観ていてスリルも無くアクションとしてとても残念。
ベタとは言え本軍人ですめっちゃ強い人が普通の仕事をして昔の本領を発揮するってワクワクはずなのだけど、占拠されてもイマイチ緊張感が作れていなかったからかなぁ。

ジャン•レノの登場シーンもわざとらしくジャン•レノの御成〜!みたいな感じで笑っちゃったし、基本ジャン•レノ何もしないから魅力もない。
手下も老人には厳しくてもファミリーにはほぼ手出ししなくて萎え。

手下に伊藤英明が出ていたのだけどあんなに三下感をだせるのには驚いた。てか言われて気付いた。銃の構え方下手なやついるなと思ったら。
口笛を吹いていたのは悪の教典をセルフパロしていたのかな?
前髪メガネ

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