汚職をしている上院議員の家に、３姉妹が強盗に入ります。お金を奪って逃げ帰ろうとすると、変なうめき声が聞こえてきて。地下室に行ってみたら少女がベッドにくくりつけられていて、上院議員夫妻が変なことを語りはじめ…。
かなり本格的なエクソシストものでした。少女に憑依した悪魔がかなり戦闘能力が高く、言葉巧みに姉妹を翻弄していきます。夫妻は姉妹に少女の言うことを聞いてはいけない、それは本当の娘の姿ではないと言い、翌日の早朝にバチカンから許可をもらった聖職者が悪魔払いにしにくるから、その前に家から去れと。
悪魔に攻撃されながらも、聖職者の到着までどうにか持ちこたえ、いよいよ悪魔払いが始まるのですが、一筋縄にはいかなく、聖職者も追い詰められていく展開。息詰まる悪魔との攻防が続きます。
映画の舞台のメキシコは人口の９９パーセントがカトリックで、信心深い人が多いですね。メキシコのエクソシストものは初めて見ましたが、非常によくできていて、怖かったです。エンディングはちょっと僕の好みではありませんでしたが、本格的なエクソシストものが好きな人にはお勧めです。悪くはないですね。
