アノン

サマー・オブ・84のアノンのレビュー・感想・評価

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)
3.7
80年代アメリカで少年たちが奮闘する映画はいくつあっても良い。この時代の物や人は全てがキラキラして見える。80'sフィルターがかかってしまってる。この映画もずっと気になってて、ネトフリに登場したと知った瞬間観た。

一応ホラーに属してるからちょっとビビってたけど、これはほぼほぼサスペンススリラーかな?お化けも出てこないし怪奇現象も起こらない。その代わり、夏×少年の組み合わせは化学反応が起きる。いや〜好きな要素が詰まってて面白い映画だった。

連続殺人犯を捕まえようと、大人達には知られないように無免許で運転したりトランシーバーでやり取りしたり、子供たちの楽しいが詰まってる。

しかし終盤!まじで一気に映画の雰囲気がガラッと変わる。地下室に入るシーン辺りからドキドキが止まらない。しかも平和に終わるのかと思ったら、もう一展開待ち構えてる。こういう青春もの映画ではなかなか無い終わり方。さすがに「トラウマ級の戦慄の結末!」程ではないけど普通に怖くなった。

「連続殺人犯も誰かの隣人だ」
このセリフで始まり、このセリフで終わる。みんなこれを肝に銘じて夜道や人気の無い道には気をつけような!
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