おしお

運び屋のおしおのレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
4.0
イーストウッドおじいちゃん90歳すごすぎる(毎回おじいちゃん大丈夫?!ってなりながら観てしまうけど、依然現役なの本当にすごい)

商売に失敗し家は差し押さえ、お金もなく、仕事を優先して家族を蔑ろにしてきたため、孤独な90歳のアール(イーストウッド)。
孫娘の結婚前祝いの席で、車さえ運転出来れば金をやると言われ、とある仕事を請け負うことに。最初は気付かなかったもののそれはメキシコの麻薬組織のコカインを運ぶ仕事だった。麻薬の運び屋を摘発するため麻取のコリン(ブラッドリー)も動き出しーー

何度でも言うけどやっぱり90歳のおじいちゃんすごい。
仕事一筋のせいで家族からも疎まれる(孫娘は味方だけど悲しい)。
年の功もあってか組織の人間からの脅しもなんのその。じいさんいい加減にしろとキレられてものらりくらりと躱す。
途中で組織の人間と少し和解(?)してビーフサンド食べてるシーンはほっこりして良かった☺️それにボスのお家にお呼ばれしちゃうし……

最後は家族とも和解してよかった。
お金を稼いでなんでも買えるようになったとはいえ、時間だけは買えない。本当にそうなんだけど、お金がないとなにも出来ないのはわかるし、なんとも心が痛い。
悪いことだと理解していての最後のシーンはグッとくる。
カフェでのコリンとのやりとりからの最後の車でのやりとり。裁判を見守るコリンの表情にやられた。それにしてもブラッドリー・クーパーやっぱカッコよすぎな…🤔
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