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運び屋のhuaのレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
3.7
クリント・イーストウッドとは、大変有名な方なのに、正直あまり意識して観てこなかった。
数々の作品で監督と主演を勤めていて、俳優としては『ダーティーハリー』でしょうか、その名を轟かせたのは…

それにしても今年で御歳94歳。
本作もおそらく80代後半での撮影。そのバイタリティーには驚くし尊敬しかない。
比べたらだいぶ若い私は1日仕事しただけでヘトヘトなのに…😓

そういう意味では、作品の中のアールは家族には見放され、もう90歳だし、セリフにもあったが戦争を経験している強さからか、何も怖いものがない捨て身な行動力に、余裕すら感じた。

しかし流石に90歳で結構な長距離の運転🛻💨
麻薬云々よりむしろ、アクセルとブレーキを踏み間違えやしないかとヒヤヒヤした。
車に乗り込む度に息切れしているようにも思えたし😮‍💨

そんな心配を他所に、時々ハンドルから手を離したり歌を歌いながら、これまた余裕のハンドル捌きで仕事をこなしていく。
同時に動く警察とのやり取り、掻い潜りが面白かった。

しかしどんだけお金があったとしても、人生において最も大切なものは、本当の真のところでは手に入らないのではと虚しさを感じた。
女性にあそこまでモテるのも違和感。

監督兼主演をブラッドリー・クーパーへ代替わりしていくのかと思いつつ、イーストウッド監督兼俳優の作品もまだ観たいと思う作品だった。
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