きょんくん

運び屋のきょんくんのレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
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齢88歳の監督って今までいたのでしょうか?

人生の終盤を迎えてそれでも悪びれない爺さんが主人公。
彼の人生、その生き様。

これって新聞に載ってた実話らしいですが
監督の半自伝的なにおいする。
それだけひとつひとつに自戒と反省とこれから年老いていく私たちへのメッセージを強く感じました。

主人公のおじいちゃんコードネーム?タタ。
年の功なのか元々人柄か面倒見のよい気のいい爺さん。
悪いとは思ってない差別用語を指摘されて
ああそうなの?
って言う態度。

でも彼は差別してないけど
差別用語だけ使ってる。
悪気は全くない。
口は悪いけど…
ってやつですね。

そんな爺さんは意外とアメリカには多いのかもしれないと思いました。
そうであるならいいなあ。

とにかく90年近く生きてきた爺さんだからこその含蓄のある言葉が
偉く身に心に沁みました。

監督、ありがとう。
凄くやさしいお話に
久々にボロボロ泣いた。
きょんくん

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