荒野の森くま

若き日の次郎長 東海の顔役の荒野の森くまのレビュー・感想・評価

3.3
このフィルマークスの脚本に沢島忠(クレジットは笠原和夫)とあるが多分間違い!でもホント監督もサワチュウだと勘違いしてしまうほどポップな(米屋なのにピストル携帯)次郎長売り出すの巻。
法印(田中春男)と鬼吉(加賀邦男)がいれば話がハチャメチャでも次郎長ものでオッケイな自由さが魅力。
相撲常の大前均(デビュー作)の身体の大きさに和むし、まだ新人の平幹二朗の今とは大違いの顔芸は必見。

ただぼくの大好きな次郎長はここにはいない。

1960年12月27日 公開