筑前助広

ガン・シティ ~動乱のバルセロナ~の筑前助広のレビュー・感想・評価

2.8
1920年代のバルセロナが舞台。
労働争議に燃える労働者。潜り込んだアナーキスト。ギャングと癒着し、腐敗極まる警察。そして、国権への野心を燃やす軍部。
そんな糞ったれの状況で、アナーキストによる武器強奪事件が発生。人手不足の警察に助っ人として現れたのが主人公で、そこからバルセロナの暗部と戦っていくという、ハードボイルドストーリー。地味だけど影がある主人公がかっこいい。スペインらしさも出ていて、映像としても楽しめた。
筑前助広

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