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薬の神じゃない!のmyjstyleのレビュー・感想・評価

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)
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インド製のジェネリックである白血病の抗がん剤の密輸販売を始めた動機は不純でも、目の前のがん患者の切実な状況を知るうち、男は義賊になっていました。なぜなら、スイス製の認可薬の値段は法外で、会社は暴利を貪っていたからです。密売仲間たちに絆が生まれていくのも熱い。でも、最後は患者のためとはいえ破滅に向かって暴走していました。彼は縫製業を営み、工場には多くの縫い子さんがいます。経営者として責任があり、工場が倒産すれば、従業員は路頭に迷うのです。どう生きるのがベストなのかわからなくなりました。ニセ薬売りの男がうそぶいた「この世の病はただ一つ。貧乏さ」というセリフが耳にこびりつきます。
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