中国映画週間8本目

さて中国映画週間ラストは、時空を超えて別の時代に住む男女二人が同居する話し。

時空がズレる時が、面白かった。
ファンタジックなもの見ないからわからないんだけど、過去と現在のそれぞれの部屋が直接繋がっちゃうの初めてみたし、すごく良かった。

チャンチェンの『修羅』で、印象深かったレイ・ジャーイン。
現代劇で、コメディかぁ。と不安だったけど、とんでもない！
超役者！

もう可愛いの可愛くないのって、ヘンな声が出ちゃうほど可愛かった♡♡♡

なんだろう…話し方とか表情とか。
そばにいたら抱きつきたくなる可愛さだった。

30代のレイ・ジャーインが２０代を演じるのは、確かに若さが今ひとつなんだけど、そこが２０年前のレトロ感を増すのに一役買って問題なし。

とにかく、素朴で優しくて可愛くて、こんな人と一緒に居たいよー。と、思った。

劇中彼は４０代も演じるんだけど、そっちはさらに違和感なし‼笑
クールな雰囲気もよく似合う。

相手役の女優さんも若くて可愛かった。

客席から楽しそうな笑い声が続く映画。本当に面白かったし、すっかりレイ・ジャーインよファンになった。

字幕なしで観るとなるとちょっと悩むけど、字幕付き付いたら迷わす買う！欲しい！

監督はコレがデビュー作で、中国でもヒットして評判も良かったらしい。
日本にも来ると良いな。観たいな。もう一度観たいな。

そして舞台挨拶にレイ・ジャーインが登壇。
「修羅」の時に、フォロイーさんが、チャンチェンより７歳も若いと書いておられて驚いたけど、実際のレイ・ジャーインは、普通に35歳の青年でした。まあ、張震と比べるのは分が悪すぎるわね。苦笑


今回、東京・中国映画週間、考えてもわからないので、時間の許すだけ観ましたが、これが一番面白かった！

カイジは、ネトフリがあるので我慢。＠同居嫁的調整なりｗ


そうそう。昨日観た「プレイヤーAorB」の主演だったシュー・ジェンがチョイ役で出てきたんだけど、めっちゃ笑った。
こっちが彼らしいのかしら？
あと、「灰色～」に出ていた良純も出ていた。こっちの方が垢抜けた青年でした。ますます良純だったけど。

『修羅：黒衣の反逆』で初めて見て、名脇役的な落ち着いた優しい雰囲気が印象に残っていた雷佳音さん（名前が美しい）。今回はてっきりコメディだと思っていたら結構ガチの切ないラブストーリーだったので、こういうの出る人だったのかと驚いた…というか、笑顔が素敵だな〜とか思っていたのを見透かされたかのような内容で、何か大変こっ恥ずかしくて勝手に居た堪れなかったです。そうそう丸顔でね！！タレ目が可愛いよね！！やっぱり中国の人もそう思うんだね！！！！

ラブストーリーとしてはとにかく、二人が楽しそうで可愛くて、ひたすら仲良しなのが良い。ピーター・チャンの『ラヴソング』的なモーメントは何度見ても良いものです。
SFとしての設定の作り込みはわりと緩かった気がするけど、あのアパートのドアは面白かった。1999年ってもうタイムトラベルするような対象の年代になったのか〜という感慨も…。

佟麗婭は『迷城』のヒロインだったのは知ってるけどよく覚えてない…と思ってたら『僕はチャイナタウンの名探偵』の阿香もこの人だった。けっこうメイクや髪型でがらり印象が変わるのかな。今回はルンメイちゃん風に見えた。
『灰色だった空を見上げ〜』然り、中国映画に出てくる婚活女子は「生活（と見栄）のためだよ！！！」っていうのを最前面に押し出して描かれてるのが良いなと思いました。なよなよとした後輩役の楊玏もナイスアシスト。

北京で初めて見てから大好きすぎる映画。舞台挨拶で雷佳音見れたのでもう本望すぎた。

エンドロールまで可愛すぎる！！！