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スパイネーション/自白のもーーーのレビュー・感想・評価

スパイネーション/自白(2016年製作の映画)
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国家情報院が関わった北朝鮮スパイ捏造に迫る韓国のドキュメンタリー。

「追及しなくて良い。いずれ時が経てば分かる」「これが民族を守る手段だ」という、捏造が分かっていながらも従わざるを得ないような状況やセリフが印象的だった。
権力者集団が個人を抑圧する様子はいじめそのものだと感じた。

こうした捏造はどこから始まるのか。
長く続く歴史 - その真偽とは別に語り継がれる歴史がある以上、人々に影響を与え、疑心や隠蔽を生み出すのかもしれない。
そう言った点で、歴史を学ぶ事は、今を生きる人々を理解する素材でもあり、より良い未来を作る鍵でもあると感じた。

事件を追うニュース打破のおっちゃんのガッツもなかなか凄かった。