このレビューはネタバレを含みます
音を立てると襲ってくる“奴”の弱点を発見した所で終わった前作を引き継ぎ、二作目では同じ恐怖やスリルを描いたのでは面白みが薄まると心配したが、今作では本シリーズの鍵となる聴覚障害者の長女リーガンの活躍を軸に、襲い掛かる“奴”の恐怖を描つつ巧く人間ドラマを織り交ぜていたのが良かった。
前作同様に細かいツッコミ所は多いが、続編としては良く出来ていたように思う。ただこの先もっと観てみたいというレベルでもなかった。しかし、ジョン・クラシンスキーという人物は、俳優だけでなく監督としても秀でた才能を感じたのも事実であり彼の今後の活躍を期待したい。
