このレビューはネタバレを含みます
音楽に人生を捧げて得られるものは…。
ストーリー自体は日本で行われるピアノコンクールを舞台とした話だが、音楽と世界と人生…というスケールの大きさを感じる映画だった。
登場人物それぞれ音楽に尽くした人たちが、コンクールとに集まる人間と音楽を通じて、何かを得る、もしくは失っていたものを取り戻す。とても爽やかでポジティブな物語で見終わったあとの心地よさよ!
プロフェッショナルの世界とは人生の全てを捧げて一つ返ってくるような厳しい世界。音楽に各人の全てを捧げて得られたのは、それぞれの音楽だった。美しい話じゃないですか。