このレビューはネタバレを含みます
ダニエルクレイグと、アナデアルマスがお見事
ミステリーの王道
伏線っぽく見せてそうじゃない描写もあったり、ちゃんと回収したり
そこそこ面白い
大富豪ミステリー作家の死亡により捜査が始まる
匿名で雇われた私立探偵ブランは
大富豪作家のハーランの屋敷に出入りしていた家族だけでなく家政婦と看護師を捜査していく
嘘をつけず、嘘を吐こうとすると吐き気を催してしまう看護師マルタを助手につけて事情聴取を進めるとともに身辺調査を進める
そんな中ハーランの遺書に全財産を余すことなく全てマルタに相続すると記載が
マルタは実は誤ってハーランに過剰のモルヒネを投与してしまったが、ハーランはマルタを守るために自殺をしていた
マルタをうまく誤魔化しながら、大富豪一家の中で干されているランサムと協力してブランから逃げるが、モルヒネ過剰摂取した証拠を握った人物からの脅しを受ける
ランサムはマルタと間違えられ警察に捕まりマルタの行ったことを供述
一方マルタは1人で脅しをした人物と対峙するがそこにいたのは家政婦で、家政婦はモルヒネ過剰摂取でその場で意識不明になり、必死で蘇生を行うマルタ
もう限界だと全てを大富豪一家に打ち明けようとしたそのとき、ブランが割って入りランサムとマルタ以外を追い出して事件の顛末を解明し出す
実はランサムはハーランが遺書でマルタに全額相続することを知り、ハーランを殺してマルタに罪をなすりつけることによって相続しようと計画を立てていた
ランサムは事前にマルタの医療バッグからモルヒネと似た瓶のすり替えを行っていた
つまり、マルタは正常な注射投与をしていたのにモルヒネを過剰摂取していたと勘違いしてハーランを自殺に追いやってしまっていた
ランサムは、マルタから事情を聞いたことで、モルヒネ過剰摂取によってハーランが死んだのではなくただの自殺になってしまい相続できないことがわかった
そこで自分を疑っていた家政婦を殺したり裏で悪事を働いていた
最後のシーンではマルタが家政婦は救命措置により命を取り留めたとランサムに嘘をつき、ランサムの自供を誘導
嘘をついたことで催したゲロをランサムに吐きつけてランサム逮捕
マルタは莫大な資産を得るが、どうしようもない腐った元大富豪一家の家族を援助するか悩みながら、屋敷から一家を見下ろす