ケロ松

僕たちは希望という名の列車に乗ったのケロ松のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今の体制はおかしい!という叫びや違和感と、平凡で幸せで家族が大事で未来が保証されて(いそうに見える)今の生活を失いなくないという思いが、凄くリアルで等身大に描かれていた。自分だったらどうするかなと思い苦しくなる。
革命って、一人の英雄ではなくて、こんな風に、普通の人々…弱かったり、チャラかったり、でも友達が大事だったり、でも裏切ったりしてしまう、普通の人々の葛藤の中で、進んでいくんだろうな、と思った。
それにしても酷い時代。体制側の、自分達が絶対正しいと思っている人達って、どうしてこんなに卑怯になれるのだろう。そういう意味では、ナチも、ソ連も、同じ、っていうメッセージも感じた。
ケロ松

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