中粒納豆

僕たちは希望という名の列車に乗ったの中粒納豆のレビュー・感想・評価

4.2
東西冷戦下、ベルリンの壁が建設される5年前の東ドイツが舞台。高校生たちの反乱を、その当事者が描いた小説を基に映画化した社会派の青春ドラマ。ちょうどハンガリー動乱について読んでいたのでタイムリーに観れてよかった。

社会主義国家の実態、その悍ましさが翻弄される高校生の姿を通して分かりやすく描かれていた。それぞれの家族間で起こる葛藤、衝突は見てる側も辛く、さらにキャスト陣もみなさん上手で親目線で泣かされた。重たいけど真実がわかる素晴らしい一作。
中粒納豆

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