新作DVD
これは良い作品でした
おススメ頂きました「一」君に感謝🙇♂️
1956年 ベルリンの壁建設の5年前、東と西を自由に往来できていた頃のお話
東独の高校生・テオとクルトは、映画館のニュース映像でハンガリーでの民衆蜂起を知る
ハンガリー市民の勇気ある行動に感銘を受けた二人は、学校に戻りクラスメイトたちに授業中の黙祷を呼びかけるが、それはソ連が支配する東独では反社会主義的行為であった...
当時は国家による思想統制が当たり前だった時代
そんな中で、多感な青年たちの小さな抵抗が、大きな問題へと発展していく
そして我々は、老若男女にかかわらず言論の自由を抑圧していた当時の状況を見せつけられる
中盤、ある事出来事を機に一気に静から動へと向かう展開から目が離せません
黙祷をしただけで首謀者を突き止めようとする当局
お互い疑心暗鬼になりながらも、必死に抵抗しようとする彼らの様子を見ていると、現在隣の国で起こっている若者たちの抗議行動デモを思い出す
体制の犠牲になる若者たちの姿が痛々しい
つくづく自由であることの大切さを再認識する
邦題は、そのまんまネタバレ全開モードなのですが、そういう結末でないと単なる救いのない作品で終わってしまうので、致し方ないでしょうか🤔