亥

ラブ&ドラッグの亥のネタバレレビュー・内容・結末

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

パーキンソン病を患う彼女と、勃起不全の治療薬を売るやり手セールスマンの本当に笑って泣けるラブコメディー。
予告編のイメージそのまま、むしろ思っていた以上に終盤はグッと来るものがあって感動した。

マギーの笑顔が可愛すぎるのと、途中途中の挿入歌めっちゃいい。少しレトロな感じが逆に今ぽくてよかった。

エロいシーンも多かったけど、幸せなセックスってこういうことだろうなって伝わって来るのがすごい。マギーとジェイミーの表情がもう秀逸。

終盤、ジェイミーの栄転が決まって引っ越し準備をしている時に二人でとったビデオを見返す。モノクロのマギーが「今この瞬間が幸せ」って語るのを見て飛び出すシーンからマギーが乗ったバスを追いかけてよりを戻すまでずっと胸がぎゅーってなってた。

病気があっても一人なら自由に幸せに生きていけるかもしれない。ジェイミーが好きだから一緒にいて迷惑をかけたくないマギーの葛藤が辛すぎたけど、それを全部受け止めて、最後に「I want us(僕らがいい)」っていうジェイミーのセリフに号泣。

愛し合うって、幸せってこういうことなんだなっていうのが映像から伝わって来るシーンが多くて(フィルムでとってるシーンとか)映像と音楽の違和感が一切なくて最後までスッキリ見れました。
亥