こんなに製薬会社が実名で出ていて、製品名も実名で、えげつないことをやるMRを描いて、ええのん?て思ったのが最初の感想。少なくとも、ミレニアム前後まではこんなんだったろうし、下手すると2000年代一桁まではさもありなん、なのかな。もうこんなやり方、通用しまへんで。
ま、それは背景情報だろうけど、本筋は難病患者を支える愛の物語なのですが、その本筋がこの圧倒的な、コミカルに描かれている、製薬企業のマーケティングの闘いの付け足しみたいに描かれているのがそれでいいの?と思うわけで。
ウルフ・オブ・ウォール・ストリートみたいな流れでもよかったんじゃないか、このバランスなら。アン・ハサウェイのおっぱいを観ることができたことで満足しないといけないのか?