オム

ラブ&ドラッグのオムのネタバレレビュー・内容・結末

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃかわいい。主演二人めちゃくちゃかわいい。二人を囲む人たちもみんなかわいい。ラブコメ要素が強いと見せかけて病が関わってくるのでカラッと笑いきれるわけでもない。だからこそ、切なさと笑いのコントラストがくっきりとして引き込まれる。また、この人悪い!ってほどの悪人がいないのも救い。

アンハサウェイは文句なく可愛くて魅力的。主演二人の脱ぎっぷりがいい!みたいな前評判があるけど、気にならない。そこだけ浮く、みたいな演出じゃなくて自然。ジェイクもめちゃくちゃキュートなので、そういうシーンもいやらしくなくてとにかくキュートでかわいい。

営業マンなら共感するシーンも多い。
こんな売り方できるならしたいね!わたしも圧倒的に売りたいよー!と地団駄。

冒頭から歌って踊って女の子たらし込むジェイク演じるジェイミーが本当にかわいい。ただ単に落ちてくる女の子を享受しているように見えて、抱えた寂しさは爆発しそうで、仕事もやる気も才能もあるのに家族の優秀さに隠れてしまいやるせない。なんでもできそうに自信満々に見えて劣等感があり、ちゃらけて見えてめちゃ優しい。初めて愛してるって言って吐きそうって言ってるシーン、めちゃくちゃ好きで、可愛すぎた…それから、自分のいいとこ5つ答えて?って言われて言葉に詰まるシーンも、あの表情うますぎませんかね?

その後の、病との付き合い方に不安を覚えて暴走気味になるシーンとかもあの心ここにあらずみたいな表情うますぎませんかね?(2回目)

魅力的な人格形成が主演のみならず周りにもしっかりなされていて、思わず見入った。とにかくジェイミーがタイプ…。
オム

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