しょせんは人が恐竜に喰われるか、逃げられるかの作品。子どもは絶対に食べられないし、悪人は絶対に食べられる。ワンパターンは避けられません。
前作が意外な(この先大丈夫?)という終わり方で、本作は007ばりにヨーロッパロケへ。アクションも時に007、インディ・ジョーンズ、ジェイソン・ボーン、マーベル風であったり。街中を疾走する恐竜はなかなか。
でも結局は、パーク(保護公園)風になってしまう。
それにしても、なんで雪の積もるネバダ山脈に恐竜が棲息してるの(寒そー)? 保護地がドロミテ(寒そー)? 今にも絶滅しそう。まあ、違った風景の中に置きたかったのだろうけど……。
巻き戻してもう一回見たくなるような「食べられるシーン」が少ない。あと、この人には死んで欲しくないけど、助かりそうにもないという脇がいないから、安心感がありすぎてハラハラしません。
後半は、このパターン何度か見たなという展開。
テクノロジーは向上しても、やはりスピルバーグの演出力とは比べ物にはなりませんね。