前作を観たのは随分前だったので、確かな記憶はないけれど、
ミュージカルに未だ少しばかりの違和感を持って観た時代とは違い、
今回はそれぞれの立場の人達の心情も痛い程理解できるし、映像も歌もダンスシーンも、さすがスティーブンスピルバーグ監督！最高だった！
移民問題の扱い方もリタ・モレノ演じるバレンティノと言う老年の女性の話を入れる事で前作を大きく膨らまし…マリアだけでなくアニタも…そう、いつだって振り回されるのは女達なのだ…
男達のカッコいい喧嘩シーンとかノリノリのダンスシーンに浮かれてしまう瞬間もあったのに、
許されぬ恋。いつまでも続く差別問題の連鎖…憎しみ合う感情は永遠に消えることはないのだろうか…憎しみからは何も生まれない！
あ〜こんなにも辛い作品だったのだ。
