アロハ

ウエスト・サイド・ストーリーのアロハのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルが大ヒットした作品なので、リバイバルはどうかなと思って見たが、3時間近い映画なのにすごくあっという間に感じるほど、素晴らしい映画だった。

さすがスティーブン・スピルバーグ監督!ミュージカル映画が初めてとは思えないクオリティ。
最初から引き込まれ、暗いシーンも多々ある中でも、飽きるシーンがなく進む。

特にゴールデングローブ賞で助演女優賞を受賞したアニータ役(ベルナルド=マリアの兄の恋人)のアリアナ・デボーズの演技が素晴らしかった。最初はベルナルドを尻に敷いた感じでかっこよく、踊りもキレがあって歌も上手い。
彼女がスクリーンにいるとつい見てしまう。
ラストのベルナルド死後の辛いシーンは本当に泣けた。。

そしてマリアの歌も良かった!

ダンスはブロードウェイを見てる感覚で楽しかった。

元祖アニータ役のリタ・モレノがバレンティナ役(刑務所から出たトニーを働かせてあげているドラッグストア店主)として出演してたのが、またオリジナル作品とリンクしてて良かった。

アニータがバレンティナに、マリアはチノ(ベルナルドを慕っていてマリアを恋人に勧められていた)に撃たれて死んだと伝えたことで、トニーは打ちひしがれチノを探しに。。そこでマリアと会い、生きてると分かった瞬間。。。チノに見つかり、チノはトニーを射殺。。
争いからは何も生まれないことを物語ったシーンでした。

現世界でも早く平和が訪れますように😢
アロハ

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