このレビューはネタバレを含みます
過去に大ヒットした作品のリメイクで予告も見ず、過去作も知らない状態で観てきたのですがもう驚きでした。
まかさこんなにも辛く重い作品だったなんて！！！
始まりは敵対しているグループで運命の出会いをして恋が始まる。最初は純粋な恋だし、ミュージカルでとても明るい雰囲気だったのが、主人公の親友が彼女の兄に殺されてしまったところから狂い始める、、、怒りに任せて彼女の兄を殺してしまう主人公。兄を殺されて憎む気持ちもあるがそれ以上に愛しているため一緒に逃げようとする。それを兄の彼女、敵対してるそれぞれのグループの行動により悲劇の連鎖が続き最終的には主人公は亡くなりヒロインは残されて悲しみにくれる。
人種差別やこの時代の背景もあったからこそこのような悲しい結末になってしまった。
それぞれのグループが相手のことを思いあっていれば結末は大きく変わっていたはずなのに。主人公の死によりふたつのグループが少し考えを変えたことが悲しいですがいいことだったのかなと思います。
辛く重いお話ですが見て良かったと思えた作品です。
