ベルベー

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇りのベルベーのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

正直CGはちょっとちゃちいし、「ロード・オブ・ザ・リング」とか「ハリー・ポッター」とか「アベンジャーズ」の構図を露骨にパkオマージュしちゃったところが散見されるんだけど、脚本が快活なのでそれらが愛嬌に見えてくるズルいタイプの映画だった。

キャストが良い。クリス・パイン、ミシェル・ロドリゲス、ジャスティス・スミスと(勿論いい意味で)「ルーザーズ」が似合うチャーミングな人達。と思ったらルーザーズクラブのソフィア・リリスまでいるんだもの。予算の都合なのかセンスの都合なのかコスプレ感漂う衣装が逆に可愛い。巷で大人気のセクシーパラディンことレゲ=ジャン・ペイジもなるほど人気出るわ納得。墓場での会話から「勇者ヨシヒコ」感出てた本作、彼が出た瞬間に「ヨシヒコ」感加速して笑った。欲を言えば最終決戦にも参戦してほしかったけど。

すっかり変態おじさん役が板についてきたヒュー・グラントも最高。ノリがウザすぎて黒幕が苦労人ポジションに貶められるという笑。汚いオジサンがやったら完全アウトな変態ロリコンおじさんぶりだが、ヒュー・グラントだと公共の場に出てもギリ許せる、絶妙なキャスティング。5年ぶりに収監オチ食らうヒュー・グラントも笑える。なんで定期的に収監されてんだヒュー・グラント。
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