ミミズ式SGキネマ倶楽部

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇りのミミズ式SGキネマ倶楽部のレビュー・感想・評価

4.0
ノーマークだったのですが、時間があり観てみるかと思い鑑賞。結論「ちょうどいい!・楽しい!」映画でした。今作はガーディアンズ3よりもガーディアンズらしい作品と言えます。「ならず者たちの集団」、「家族愛で泣けて」、「いっぱい笑えて」と三拍子そろっており、ポップコーン映画として楽しめます。TRPG(テーブルロールプレイングゲーム)を原作にしており、RPGらしく様々な職種(魔法使い、盗賊、戦士)が物語を彩っています。この登場人物たちが皆愛おしい悪役のヒュー・グラントですら思わず笑ってしまいます。お笑い要素も満載で特に墓を荒らして死人からヒントを得るシーンは思わず笑ってしまう大好きなシーンです。
 徐々にお互いを、自分の正義を信じ成長していくストーリー展開は、さっきまで笑っていた目頭が熱くなります。クライマックスのそれぞれの連携がバチっと決まった時は爽快ですね。続編があってもなくてもどちらでもいい終わり方で、興行的にはおそらく続編は作られないかもしれませんが、彼らの物語をまだ見ていたいそんな気持ちにさせてくれる一本です。是非ご鑑賞ください。