AtoZ

キャッツのAtoZのレビュー・感想・評価

キャッツ(2019年製作の映画)
1.0
いやーこれはキツいっす
全然ダメだった、5回くらい途中で止めて間に別の映画鑑賞を挟んで何とか最後まで見た。笑
ちなみに劇場でCATSを見た事はない。
逆にCATSが好きな人は楽しめる…のか?

そもそも映画と演劇は別もんで、
演劇は生歌や生ダンスや臨場感を楽しむものなのだなと思いました。
私は演劇見るのも好きだし、ミュージカルも大好きだが、これはいかん。笑
大きな作りとしてはレミゼ的なんだけど、そしてレミゼは映画も良かったけど、この作品にはまっったく心動かされませんでした。
退屈だーという感情しか無かった。

そもそもなんで映画にしたん…?
猫のCGが違和感すごいし、モーションキャプチャで撮ったんか動いてる人間にCG被せたんか知らんが特にダンスの時の動きがひどくてダンスシーンがCGバリバリでまったく魅力を感じない。
ミュージカルなんだから本来この作品はダンスが大きな見せどころのひとつなんだろうけどそれが潰されちゃってて根本的にあかん
それならいっそ完全なる猫でやった方がマシレベル。

全体の5分の4まではまじでつまらないという感情しかなかった。
ストーリーなんかあってないようなもんやったし映画にするならせめてストーリーが見えるようにした方がいいと思う
結局みんなが狙ってる天上へ行くってのが何なのかもよく分からんしなんでみんながそんなに天上に行きたいのかもよくわからんかった。
天国へ行くことなん?それはつまり選ばれなかった人は誰も天国へいけないってこと?
または来世が与えられるってこと?普通はないの?気球に乗ってどこいったの?彼女はあの後どうなるの?
そして最後に唐突に猫に話しかける方法を歌いだして猫は犬とは違うとかよく分からんこと言い出して「???」って感じでした

メモリー歌う猫が1番良かった。
かつては幸せを知っていたのにみんなに嫌われてボロボロになって誰にも受け入れられずにクソみたいな人生送ってるところに共感できたから。
でも彼女はなんであんなにみんなに嫌われてんのか分からんかった。
可哀想な彼女をあんな扱いしてるジェリクルキャットたちがそもそも好きになれない
ウィキ調べたら彼女は娼婦だったって書いてあったけどそんなこと作品内で言うてたか…?

どのキャラも全然好きになれなくて
ビジュアルもダンスも曲もミュージカルのアピールポイントが尽く外れてて私はダメでした

もう何がダメって挙げられないくらいダメだった
まじで苦痛だった
年に1度出会うかどうかレベルのつまらなさだった
クソ映画にも魅力を見出すのを楽しんでる私でさえダメだった
芸術の良くない部分を凝縮したみたいな映画だった
休日の貴重な時間をなんでこんなんに浪費せないかんのやといらだちを覚えるレベル
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