人が昨日見た夢の話を延々と聞かされているような映画だった。
人面猫の気持ち悪さはまぁこういうものだと思えばさほど気にならないが、CGの衣をまとうことでせっかくの素晴らしいダンスの臨場感が伝わらなくなってしまったのが残念極まりない。
ただ、元々ストーリーはあってないような作品だし、いまさらCGを使わず全身タイツの映画を撮るわけにもいかなかっただろうから、そう思うと致し方ない。
監督もキャストもCGチームも、誰も悪くない…誰も…。
映画化して唯一良かったことは「Beautiful Ghosts」という新たな名曲が生まれたことではないかと思います。