家に入っただけで呪われる、らしい。
理不尽この上ないお話。
ゴーストに全く関係ないエピソードはバッサリ切って初っぱなからホラー要素のみで勝負してきた意気込みは感じるけれど、肝心の核心である物語の関連性や因縁等々を全部日本に置きっぱなしのままなので、アメリカでうっかり家に入っちゃったばかりにめっちゃ怖い目に遭った挙句、不幸になると言う可哀想な人達のお話に（笑）
で、ドャー！怖いだろー！って、現れる幽霊さん達のビジュアルがずーっと同じで使い回し感が否めず、ラスト近くになるとさすがにその姿に飽きてしまう（笑）
最初の家族を演じた俳優さん達はあの姿でずっと出待ちしてだんだろうな、とか想像したらスーッと冷めちゃってね。
出るよ出るよ…ハイ！ドーン！な、使い古された手法が多用されていたから、それ以外のシーンがダルくて仕方がなかった。
唯一、怖かったのが呪いの伝染。関わった人は否応なく呪いが伝染ってしまうと言う日本版独特の不条理さ。それだけだったかな。
日本に置いてきた話の方が何倍も怖いよね（笑）
