まー

シークレット・エスケープ パリへの逃避行のまーのレビュー・感想・評価

3.5
"自由であることと結婚することは相反する。"

理想の家庭像を妻に押し付ける身勝手な夫(特にあのセックスはよろしくない)と、これまたかなり身勝手な妻、というか完全に病気です。精神疾患。多少不満はあっても何不自由ない裕福な生活を送ってるわけでね…。さっさと心療内科に行きましょう。そもそも結婚に全く向いてないタイプの女性。(バツイチの私が言うのもなんですが…笑)

「ブルーバレンタイン」や「ラブストーリーズ」が大好きな私には序盤の展開は堪りませんでしたが、後半の展開はなんだそりゃという感じ。
どっちもどっちだった夫婦が、最終的にこのクソ女が全面的に悪いという結論に至りました。タラちゃん、なんだそりゃ(ステイサム風に)
大体幼い子供を置き去りにして家を出る時点でジョン・ウィックに頭撃ち抜かれるべきで、全く擁護できないです。この着地はぬるい。

とはいえ、お話はともかく映画のクオリティは素晴らしくて、ずっと見入ってしまいました。

大好物の倦怠期夫婦物に新たなコレクション。

結婚は墓場\(^o^)/

追記
お目当てで見たドミニク・クーパーは素晴らしかったです。
まー

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