海に呑まれゆく一匹のチンコの画がかなしい…友人に欲情して襲いかかるもいつの間にか落っことして戸惑ったりしている。これが自然の道理であればいいのにとか思いながらめちゃくちゃに異様な光景をわりと冷静な気持ちで眺める。このへんでもうどうにでもなれとなって感情が吹っ切れた。ぜったい好きなやつだぜと思って観たけどぜんぜんハマらず。博士の「表面しかみれないのね」みたいな台詞を一つの土台に良くも悪くも明後日の方角に突き進んでいくような映画で好きっちゃ好きだけど感動はとことん薄い。コリンの『スプリング・ブレイカーズ』が死ぬほど良い映画に思えたりするところがあったりした(死ぬほど良い映画なんだけど)。エンドロールは可愛くて好きだーあんな感じでぷかぷか浮いてる欲望の源のイメージはどこかでも見たことあるような
