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スケート・キッチンのTOTのレビュー・感想・評価

スケート・キッチン(2018年製作の映画)
3.8
‪スケボーしてお喋りしてハッパ吸って。
NYでひとり孤独に滑ってた少女がSNS投稿を頼りにパークに行き、仲間に出会う。
怪我を生理と揶揄し、邪魔者扱いする男の子たちとの対立と恋。
都会を生きる女の子スケートクルーの淡い喜びと不安の日常がキラキラしてる、今年いちの青春映画‬(暫定)!
生理と性器の話、良かったな。わかる。ああいう話する。
‪映像に『ヴァージン・スーサイズ』を思い出したり『KIDS』meets『Girls』のようでもある。
仲間と滑って喧嘩して、親とぶつかって。そんなに目新しいことは起きない。
でも、ビルの谷間、車と人を縫って街を滑る彼女らを追うカメラがたまらなく瑞々しいように、猛烈に輝いてる瞬間がある‬。
‪登場人物みなSNSのスケート動画投稿をチェックしてて、主人公カミーユがスケートキッチンの投稿を見て遠い自宅から電車でパークまで行く仲間探しのショートトリップにもグッときたし、ちょっと挨拶しただけで投稿見たことあるよ!滑ってみて!って仲間になるのもとても良かった‬。
音楽もぴったりで昨日からSpotifyでサントラずっと聴いてる。
‪プロの役者はジェイダン・スミスのみ。スケート・キッチンは実際のメンバーが演じた。彼女たちは 「女性はキッチンにいるべきだという固定観念を打破すべく結成されたクルーで、自分たちの居場所であるスケートパークを“キッチン”としている」って最高クール。http://skatekitchen.jp‬
‪主人公カミーユ役レイチェル・ヴィンベルグが眼鏡に重いロングヘアで滑る姿かっこよかった。
カート役ニナも都会者らしいユーモアと脱力感で好き。
あとルビー役カブリナのニップルステッカーおしゃれ。
クルーのIG写真もどれもかわいい!スケート・キッチンよ永遠なれ! ‬
‪https://instagram.com/theskatekitchen?igshid=1ojwbb29jfaqo‬
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