いろは

バード・ボックスのいろはのネタバレレビュー・内容・結末

バード・ボックス(2018年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

なんらかの「怪物?」を見ることによって、人間がおかしくなり、自死してしまうという世界。

サンドラ・ブロック演じるマロリーが2人の幼い子どもを連れて希望の地へ川下りしながら出発する(目隠ししながら)...というストーリーです。
アプローチは違うもののゾンビ映画と似た展開でした!

現在の川下りストーリーと、どういう経緯で川下りスタートに至ったかという2つの時系列で話が進んでいきます...。

■視聴前の懸念:ミストってない?
予告PVは非常に興味をそそられました。サンドラ・ブロックの迫真演技となんだか分からない敵、対抗の方法が目隠しってとこが新しくて気になりすぎて...

でもこれ系ってさ、結末がどうなるの?っていうのをある程度予想しておきたいんですよね。

なぜなら我らは「ミスト」という映画を経験しているから...。

いやーほんと怖いのよ...子供がいてさ。
危険な世界で大人1人子供2人でしょ?
死なないよね?絶対こんなにかわいい子死なせないで欲しい。

で、Netflixのバードボックスの「こちらもおすすめ」欄に鎮座する「ミスト」笑

いやだなぁ〜怖いなぁ〜(稲川淳二)
という感じで見始めました。

■好きキャラマルコヴィッチ
REDの時の彼も好きだったんだけど、このイカレ偏屈じじいだけど、筋通ってる言ってること実は正解みたいな感じめっちゃ好きです笑

■最大の良いポイント
なんといっても映像効果?表現の新しさが素晴らしいって思いました。
「見て」しまった人が発症する様子。
字面だけ見ると、見たら自死するってどうやって表現するの?って感じなんですけど、目がヒュッて変わるあの映像表現はちょっと印象的ですし今までにないから今後も記憶に残りそう!

■残念ポイント
なんとなくあのエンドは...私は好きじゃないんですよね。
もう少しだけでいいから人類がヤツらに対抗するすべというか、希望みたいなものを欲しかったなー...まあそういうポイントを検討する映画では無いのは分かってるけど!

■リック
無線で繋がった、「リック」ってこれってウォーキングデッドのことは意識してませんか?してないか...。世界観と無線で繋がって「リック」だったってのは私は監督の遊びに思えてしまった!笑

そんでいざ出てきたリックはメンタリストのラローシュ役の人でそれもなんか嬉しかった!

■マロリー
いや、マロリーってちょっとやだな私w
子供に名前...つけろや!
ボーイガールて!!
ちょっと人間性がよく分からなかったです笑

■勇気ある1歩
結果残念なことになってしまいましたが、防犯カメラで見た場合発症しない可能性もあるよね?って提案して自ら検証してくれたグレッグ、めっちゃ意味ある情報を残してくれたよね。
ああいう人柄の人が生き残ってくれたら嬉しかったなー。
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