このレビューはネタバレを含みます
言語で語られないことにものすごい背景があるので、そこを分かろうとするか否かでものすごく感想が変わる映画。
ただ、後味が良いものでは決してないので、ぽーーんと良いスコアはつけられなかったな。
フィルの孤独と悲哀、叫びを、ずっと感じました。
この鑑賞後の気持ちはオリーヴ・キタリッジ見た時と似てる。
本当に兄弟!?っていうくらい対象的なジョージが結婚時に涙を流しながらつぶやいた「いいもんだな、ひとりじゃないって」が、フィルの立場に非常によく刺さる!
ジョージに対して、ものすごい善人でもあるけれど鈍感でもあり良かれと思ってることが誰かを悲しませるようなところがとんでもなくイライラするなって思っちゃったしうじうじするローズに対してもイライラしちゃった!
私フィル寄りなのかも笑
これまたローズの息子?って言う感じのピーターは本作でピカイチの魅力的なキャラクターですね。
目的に対して淡々と進む感じ、さまざまなことを鋭く察する感じ、ぞくぞくしちゃうー!!!