このレビューはネタバレを含みます
ローラ・ダーンの無駄遣い。
あらすじを見る限りはいつものアレなんでしょうね、という感じで観に行きました。
なんというか「雑なウィンド・リバー」的なものを期待していたんですが・・・
序盤あたりでは「あー、なんか合わない映画だったっぽいなぁ」と若干がっかりしながら観ていたんですが、あの独特の、何とも言えないテンポにすっかりハマってしまい、最終的には
「なんだこれ!?ずっと観てられる!!」となっていました。
とはいえ話運びは超乱暴。
そもそも息子が殺されたのはなんでなのか、イマイチはっきりわからないし、
あんまり思いっきりぶん殴るもんだから「手の骨折れてない?大丈夫?!」とか心配になったり、
ウィングマンと兄弟だってのは冗談だと思ってたら本当だったり・・・
まぁ、でも、いいです、面白かったから。
バイキングの息子と除雪車に乗ったり、先住民がパラグライダーやったりの多幸感とか、
ダメな映画なんだけど嫌いになれない感じです。