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テッド・バンディのAKのレビュー・感想・評価

テッド・バンディ(2019年製作の映画)
3.0
1970年代のアメリカで、女性ばかりを30人以上も殺害した実在したIQ160のシリアルキラー、セオドア・ロバート・バンディの物語。

テッド・バンディというよりは、彼を愛した妻や他の女性たちの物語といった感じ。
その為か残酷な殺害描写などは殆どなく、女性たちとの関係性を中心にストーリーはあっさり淡々と進む。
特段大きなクライマックスもなく、史実を史実として客観的に伝えている。
もうちょっとヒリヒリとするサスペンスを期待していたので少し物足りなかった。

一人の男として妻を愛したバンディと、その裏では凶悪な殺人鬼だったバンディとの二面性が描かれていない。
観たかったのはそこだったのに。
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