”底辺で暮らしてこそハイになれる”
”あんな美しい言葉を綴る人がこんなに下品だなんて”
”友情ってのは与えてもらうだけなのか?”
”罪はイエスが背負ってくれてる”
”ぶちかましてやった”
1度詩集をヒットさせたものの自堕落な生活を送っていた詩人の再起を懸けた旅。
映像が綺麗過ぎる。
地平線が真ん中より下になってる画面は全部良かったし、漂流してる感じのシーンは潮の香りさえしてくる。
前作「スプリングブレイカーズ」が春休みなら今作は夏休み。
シボレーではなくボートを乗り回し、マイアミの浜辺でまたも酒瓶と乳首とハッパがいっぱい出てくる。
かなり前作と異なるのは主人公が自身の行動を省みないこと。
かなり詰むし、どう見てもピンチな状況でも飲んで吸って笑ってる。
品の無い見てくれだけど創るものはどれも美しいムーンドッグ。
ハーモニーコリンじゃん。
意外と気楽でも良いんじゃない?なんて言う監督の声が聞こえてくる。
金があってもなくてもムーンドッグはずっとろくでなし。
豊かさを決めるのはお金とは限らない。
縁とか愛が大事に出来たらもうそれで良いでしょって感じのお気楽な映画。
たまに気を抜きたいときに観る映画
映画そのものがラリってるって正に
ボードレールの引用あって嬉しい
ボードーレールも飲んだくれ詩人だし
マシューマコノヒーのケツが綺麗
ムーンドッグ役は彼以外ない
スヌープドッグスタイル良すぎ
今作のザックエフロン好きすぎる
事故のシーンと更生施設からの脱走シーンのスピード感ほんと良い
猫を可愛がるオープニングって「ゴッドファーザー」もそうだよね
え?関係無い?
コカ、コカって鳴いてるコカイン中毒のインコ
イルカツアー面白すぎた
不穏なbgm鳴り始めたとこでもうダメだった